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平成24年度 第2回中央公開講座 開催のご報告

 10月14日、浄土宗教学院主催の「第2回中央公開講座」が、東京都港区の大本山増上寺三縁ホールを会場に開催されました。

中央公開講座は、教学院の研究成果を広く公開し、一般の方々に仏教や浄土宗の教えに親しんでもらうことを目的としています。宗祖法然上人800年大遠忌を記念して昨年から始められました。

今回のテーマは「増上寺~都心に残る江戸のおもかげ」。本院理事で大正大学名誉教授の宇高良哲先生が「増上寺の歴史―徳川家との関係を中心に」、建築家で武蔵野美術大学非常勤講師の伊坂道子先生が「増上寺旧境内―江戸の建築と旧跡について」と題して、それぞれ講演を行いました。

宇高先生は、増上寺の開創から徳川将軍家の菩提寺となるまでの経緯をわかりやすく説明。関東浄土宗の中心寺院としての地位と役割について、もう一つの将軍家菩提所となった上野・寛永寺(天台宗)との関係も交え詳しくお話しいただきました。

宇高先生
宇高先生

伊坂先生は、広大な増上寺旧境内地の変遷について、戦災で焼失した将軍霊廟などの貴重な写真や図面を投影しながら丁寧に解説。石垣や建造物など、現在も芝公園界隈に残る江戸期の遺構や、文化財保存に向けた取り組みも紹介して下さいました。

伊坂先生
伊坂先生

当日は急な雨に見舞われましたが、歴史や寺社に興味を持つ社会人や主婦、学生など約160名の方にご来場いただきました。

京都国立博物館名誉館員 若杉準治先生 浄土宗教学院副理事長・佛教大学教授 藤本浄彦先生

来年の第3回講座は関西地区にて開催する予定です。今後とも大勢の方のご参加を賜れれば幸いです。

最後に、開催にあたって多大なるご支援ご協力を賜りました大本山増上寺様、朝日新聞社様、案内ポスターを掲示・配布いただいた江戸東京博物館、港区郷土資料館をはじめとする関係各位に、心より御礼申し上げます。

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