道の基礎的研究 序説(2) ー道の語についてー | 真野竜海 | 3 |
浄土教における「救済」の概念の種々相 | 藤本浄彦 | 10 |
法然院文書の研究 | 玉山成元 | 18 |
法然上人の浄土開宗と教団の形成 | 成田俊治 | 26 |
近世浄土宗寺院に関する基礎的研究 ーその前提としてー | 平祐史 | 32 |
中世思想史における浄土教と倫理(一) | 池見澄隆 | 36 |
宗派意識に関する調査研究 | 芹川博道 | 43 |
神学と現象学 ー宗教と神学ー | 峰島旭雄 | 55 |
浄土三派の念々不捨者の釈について | 岸覚男 | 59 |
「開宗ご文」の読み方 | 福富海岳 | 63 |
開宗の文に関する正義と異義 | 服部英淳 | 68 |
義勢論 其三 途轍について ー第一回教化団長会議の各位に呈する小論ー | 高橋松海 | 72 |
論註に於ける曇鸞の特異点 | 金子真補 | 76 |
善導大師の起行について | 小林尚英 | 80 |
導綽禅師の人間観 | 佐藤健 | 83 |
聖光上人の教学的立場 | 後藤尚孝 | 86 |
白旗寂恵本「末代念仏授手印」について | 大橋俊雄 | 90 |
十念についての諸問題 | 愛宕顕晶 | 97 |
マウリヤ王朝治下における仏教の変容 | 春日井真也 | 101 |
初期仏教に於ける無我の考察 ー特に認識の問題をめぐってー | 田中典彦 | 105 |
「三昧」からみた「道行」系「般若経」の「常啼菩薩品」「曇無竭品」について | 平祐輝 | 109 |
「中論の縁起」について一考察 | 真田康道 | 116 |
応身仏について一考察 ー弥陀応身私考ー | 松崎可定 | 120 |
仏教の原理としての縁起の思想 | 大成善雄 | 123 |
阿弥陀仏像論 | 竹本寿光 | 127 |
Garbhaについて | 神谷正義 | 131 |
Gshon-nu-zla-med-kyi gtam-rgyudの研究 | 金子英一 | 135 |
朝鮮浄土教における無量寿経諸本の受容について | 賀幡亮俊 | 140 |
日本浄土教における無量寿経諸本受容 | 岩城成忍 | 143 |
明治・大正期における無量寿経受容の問題 | 近藤徹称 | 147 |
開宗の史的接点 | 三田全信 | 151 |
法然上人浄土宗開宗の年時に就いて ー諸学説の批判と四十三歳説の確立ー | 津村諦堂 | 155 |
鹿谷法然院の草創について | 宇高良哲 | 160 |
織田信長と浄土宗 | 井川定慶 | 165 |
文雄上人の教学史上における位置について | 伊藤文昭 | 169 |
合讃における三十六願経 | 梅辻昭音 | 173 |
徳本上人近江摂化に関する新資料 | 柴田鳳彗 | 176 |
能分改格について | 野田秀雄 | 180 |
仁和寺済 律師について ー特に歿年を中心としてー | 金子寛哉 | 186 |
同和地区寺院の成立と構造 ー丹波西誓寺文書によるー | 嵐瑞澂 | 190 |
浄土教美術ノート | 藤吉慈海 | 194 |
宗教関係大学と宗教教育 | 芹川博道 | 198 |
<シンポジウム>情報化における教化の在り方 | 宝田正道(問題提起者)・小野泰博・藤堂俊章・梶原重道 | 203 |
教学院研究所研究例会報告 | 221 |
彙報 | 221 |