浄土宗における実践体系の研究 | 藤堂恭俊 | 3 |
法然教学の基礎的研究 ー和漢語灯録の検討についてー | 坪井俊映 | 7 |
浄土教の倫理性(その二) ーとくに懺悔と滅罪についてー | 高橋弘次 | 14 |
浄土教と対話の原理 | 峰島旭雄 | 23 |
三昧教典と文殊菩薩 | 大南龍昇 | 28 |
地方における浄土宗壇林の展開(二) ー瓜連常福寺壇林における末寺、大衆騒動の意味するものー | 長谷川匡俊 | 36 |
維新期浄土宗の基礎的研究 ー伊藤無関についてー | 野田秀雄 | 45 |
念仏の功徳について ー法然上人を中心にー | 金子真補 | 57 |
法然上人の機根論について | 津村諦堂 | 61 |
法然上人の思惟の特性(その二) | 松崎可定 | 67 |
法然上人の浄土観 | 真田康道 | 70 |
『選択集』と証空 | 玉山成元 | 75 |
『選択集』の付属について | 後藤尚孝 | 78 |
法然上人と禅について | 藤吉慈海 | 83 |
二祖の見た法然上人像 | 金子寛哉 | 87 |
専修念仏の地方社会への浸透 ー朝日山信寂の播磨義を中心としてー | 嵐瑞澂 | 91 |
番外の遺跡の研究 ー嵯峨清涼寺ー | 三田全信 | 95 |
江戸幕府初期の仏教統制 ー特に中央集権体制の確立過程についてー | 宇高良哲 | 100 |
地方における浄土宗壇林の展開(一) ー江戸崎大念寺を中心としてー | 長谷川匡俊 | 104 |
維新期の浄土宗(一) ー名誉学天の晩年についてー | 野田秀雄 | 109 |
明治初年の知恩院 | 井川定慶 | 114 |
おてつぎ運動の課題 ー四十七・四十八年調査結果ー | 芹川博通 | 118 |
浄土教の思想的把握と思想構造 | 峰島旭雄 | 122 |
無量寿経における業と信 ー帝王乞人の譬えを媒介としてー | 近藤徹称 | 126 |
五悪段再論 | 岩城成忍 | 130 |
三十六願経について ーその後の問題ー | 梅辻昭音 | 132 |
平等覚経における一二の問題 | 賀幡亮俊 | 136 |
小品系般若経における「廻向」について | 岸一英 | 140 |
大品般若経(羅什訳)における「大乗」と「魔訶衍」について | 森山清徹 | 144 |
金剛般若経の見仏説 | 大南龍昇 | 148 |
安楽集における五念門の一考察 | 佐藤健 | 153 |
罪業と仏性についての一考察 | 大成善雄 | 157 |
光明思想と如来蔵思想 | 藤堂俊英 | 161 |
『中論』の時間説について | 原裕 | 165 |
アビダルマにおける不善根 | 西村実則 | 170 |
仏教後期論理学派におけるSamanyaの問題(一) | 白崎顕成 | 176 |
A disesa Paramarthasara 試論(二) | 武田耕道 | 181 |
謡曲詩材上における法然上人の一考察 | 吉水琢磨 | 185 |
当麻曼茶羅考 | 塩竈義弘 | 188 |
<特別研究発表> |
各宗より見た法然上人 | 福井忍隆氏・石田充之氏・紀野一義氏・福井康順氏 | 193 |
<シンポジウム> |
開宗八百一年後の宗門教化の方策 | 久米原達丈(問題提起者)・吉沢堯洲・佐藤良智・恒川武敏・水谷幸正(司会) | 229 |
彙報 | 225 |