基調講演 「いのち」について ―法然上人を中心に― | 丸山博正 | 1 |
シンポジウム(1)「生命」から「いのち」へ | 鷲見定信・廣瀬卓爾・司馬春英・藤堂俊英・峰島旭雄・林田康順 | 20 |
シンポジウム(2)「いのち」を考える ―臓器移植をめぐる現況と問題点― | 坂上雅翁・武田道生・水谷浩志・今岡達雄・林田康順 | 68 |
(研究発表―論文―) |
永観の仏身観 ―三論教学より見る『往生拾因』の所説― | 朝岡知宏 | 115 |
『往生論註』にみられる自力・他力について ―難易二道の引用意図を通じて― | 石川琢道 | 121 |
『倶舎論』における言依(kathavastu)について | 石田一裕 | 129 |
法然上人の教化 ―三心について― | 伊藤弘道 | 136 |
文化年間の津軽領内浄土宗寺院の動向 | 遠藤聡明 | 143 |
スペインにおける宗教とツーリズム ―宗教的伝統からツーリズムへの移行に貢献した人物― | 小川慈祐 | 150 |
行具の三心考 | 角野玄樹 | 157 |
迦才『浄土論』における化土解釈 | 工藤量導 | 163 |
念仏仏出世本懐について ―聖光『浄土宗要集』を中心に― | 郡嶋昭示 | 172 |
春日部圓福寺の木彫当麻曼陀羅について | 塩竈義弘 | 179 |
『無量寿経』所説の「慈氏菩薩」について | 柴田泰山 | 184 |
『無量寿経』「無量寿仏声」をめぐって | 袖山榮輝 | 192 |
凡入報土の論理 ―「浄土立宗の御詞」を通じて― | 林田康順 | 199 |
法然上人における二種深信について | 藤本淨孝 | 207 |
寺院経営の問題と対策 ―サーベイとケース・スタディによる総合的研究― | 水元明法 | 214 |
懷感の年代再考 | 村上真瑞 | 223 |
飛錫の「是心作佛是心是佛」釈 | 吉水岳彦 | 229 |
平安往生伝における往生の証拠について | 吉水英之 | 236 |
『往生要集』における迦才『浄土論』 | 和田典善 | 245 |
(研究発表 ―研究ノート―) |
科学技術の進歩と浄土教 | 今岡達雄 | 253 |
伊南村五十嵐孫助の浄土宗信仰について | 巖谷勝正 | 263 |
祭文の研究−瞽女唄とのかかわりについて− | 加藤善也 | 273 |
椎尾辨匡師著『國體と佛教』について | 加藤良光 | 280 |
渡辺海旭上人の社会事業 | 西城千珠 | 286 |
和歌山県下に於ける徳本名号碑等の調査報告と徳本行者熊野巡錫の一考察 | 塩路善澄 | 293 |
高祖の呼称について ―御諷誦の釈文を作成して気づいたこと― | 秦博文 | 300 |
備後浄念寺所伝麻布彩色幕について― 日月の幕〈日本歴史地名大系「広島県の地名」〉は聖衆来迎図― | 三輪晴雄 | 307 |
勤皇僧・神原精二伝 | 吉田祐倫 | 314 |
(共同研究発表 ―研究ノート―) |
信仰のコミュニティづくり〈I〉 | 三宅敬誠 | 321 |
信仰のコミュニティづくり〈II〉 | 横井照典 | 327 |
(研究発表 ―エッセー―) |
教化活動にいかすカウンセリング | 畦昌彦 | 330 |
『三宝絵』に於ける仏教説話からの所感 | 梅田慈弘 | 336 |
三祖良忠上人の回心とその時期 | 成田勝美 | 343 |
ハンセン病差別問題啓発について | 樋口伸生 | 350 |
彙報 | 360 |
編集後記 | 363 |
(研究発表 ―研究ノート―) |
浄土宗声明の譜表等に関する一考察(VI) | 廣中宏雄 | 1 |