浄土宗

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研究会のご案内 (終了しました)

教学院では、研究成果の一端を広く公開・発表することを目的に、以下の通り研究会を開催いたします。この機会にぜひともご参加ください。

■日  時:令和3年2月12日(金)午後1時 〜 午後3時20分まで
■開催方式:オンライン会議システムZoomを利用 ※会場での開催はありません。
■対  象:どなたでもご参加いただけます。※インターネット環境が必要です。


タイトル・発表者・概要

「『決定往生集』における暫信暫不信の得失」
 服部 純啓 氏(佛教大学大学院博士課程)
≪概要≫
 珍海撰『決定往生集』では、一向専精信受を「信心決定義」の大前提としながらも、「暫信暫不信」という、心が不安定な状態である衆生であっても極楽往生が可能であると論じている。特に第二「正果決定」において「暫信暫不信」による往生とは、暫信の期間に信心が確定するので極楽往生が確定するが、暫不信という欠点を有していることから極楽の辺地へ胎生するという二重の構造が見られる。本発表では、「暫信暫不信」の得失に注目し、『決定往生集』における辺地胎生往生の構造の一端を考察する。

「隋唐代浄土教理史の再構築―懐感を帰結点として―」
 長尾 光恵 氏(大正大学綜合佛教研究所研究生)
≪概要≫
 本発表は「道綽―善導―懐感」という定型化された中国浄土教理史像を、懐感研究の立場から解体・再構築を試行する。法然の「浄土五祖」設定の影響は強く、中でも時代的に連鎖する「道綽―善導―懐感」の流れは中国浄土教理史研究において、ある種の常識とされてきた。懐感研究も同様であり、善導の存在を常に念頭に置き考察が進められてきた。しかし近年、道綽・善導・迦才などについて同時代諸師を含めた視点での研究が進み、そこで解明された隋唐代浄土教の実像により、懐感の前時代を殊更「道綽―善導」に限定する必然性が失われた。そこで本発表では懐感を隋〜唐代初期浄土教の一応の帰結点として設定、その研究の視座から隋唐代浄土教の再構築を試みる。

「敬西房信瑞の教学背景」
 前島 信也 氏(国際仏教学大学院大学日本古写経研究所研究員)
≪概要≫
 法然上人の孫弟子たる敬西房信瑞は、『和語灯録』『四十八巻伝』などに影響を与えた『明義進行集』を著したことで知られる人物である。しかし、信瑞の他の著作である『浄土三部経音義集』『広疑瑞決集』も鎌倉中期における浄土典籍として非常に重要な位置づけを担っている。本発表では『浄土三部経音義集』『広疑瑞決集』の引用する典籍群を概観し、信瑞が受容した鎌倉中期の文化と、信瑞の教学背景について検討する。

  • 参加ならびに申込方法
  • *どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。
    *下記URLの申し込みフォームからお申し込みください。
     https://forms.gle/xyBWkMG4e1EQjeMy8

     電子メールでもお申し込みできます。「氏名」「メールアドレス」
     「所属(浄土宗教師・寺族の場合は教区・寺院名)」を明記して、
     下記メールアドレスに送信してください。

    *開催1週間ほど前にZoomのミーティングID・パスワードをメールにて
     ご連絡いたします。
    *なるべく開催3日前までにお申し込みください。直前でのお申し込みは対応できない
     場合があります。


お問い合せ 浄土宗教学院
〒605-0062 京都市東山区林下町416 教化研修会館(源光院)内
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