教学院東西交流研究会
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発表題目・発表者
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① 「『安楽集』における往生浄土の構造について」
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杉山裕俊 氏(大正大学大学院研究生)
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≪発表要旨≫
本発表では中国・隋唐代に活躍した道綽(562─645)の主著『安楽集』に説示される往生浄土の構造とその独自性について再検討を試みる。とくに『安楽集』全体を通底する論旨である二諦説(二諦大道理)とそれにもとづく仏土論(境次相接説)に着目し、従来の本願念仏説や弥陀報身報土説とは異なる視点から道綽の往生浄土説を考察するとともに、中国浄土教における『安楽集』の位置づけをより鮮明にしてゆきたい。
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② 「法然上人御法語の成立と伝承の背景 ―『西方指南抄』所収「十七条御法語」について―」
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長尾隆寛 氏(大正大学大学院研究生)
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≪発表要旨≫
法然上人の御法語は、誰に向け、どのような目的で説かれ、そして誰によって伝承されてきたのか。本発表では『西方指南抄』に所収される「十七条御法語」について、伝承と変遷の背景に着目し、多角的に考察する。伝承背景が明らかになることによって、従来の研究方法である、教義書等との思想的・書誌学的比較検討のみではみえてこなかった、御法語のより深い理解を得ることができる。
- 日時:平成27年3月4日(水) 午後2時から午後5時まで
- 会場:佛教大学 8号館4階第5会議室
- ≪アクセス≫※公共交通機関をご利用ください。
- 参加:※参加費無料 どなたでもご参加いただけます。
事前申し込み不要です。
教学院研究会(東部)
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講題・講師
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「龍門石窟における善導『観経疏』十四行偈石刻の新発見とその意義」
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倉本尚德 氏(台湾・中央研究院歴史語言研究所・助研究員)
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≪概要≫廣開偈の「廣開浄土門」は「廣流浄土門」だった!?
世界遺産の龍門石窟から、善導大師ご往生直後に石に刻まれた『観経疏』十四行偈が新発見されました。昨夏、日本印度学仏教学会で発表されたばかりの最新研究成果をご発表いただきます。
平成26年度浄土宗総合学術大会
平成26年度浄土宗総合学術大会の大会テーマおよび日時場所が以下のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。
- 大会テーマ
これからの浄土宗僧侶像を考える-現代社会をみすえて-
- 日時:平成26年9月11日(木)から12日(金)まで
- 会場:佛教大学 1号館(メイン会場)
教学院公開講座
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講師・講題
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「授戒会説戒における私の疑問 ―念戒一致を中心に―」
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後藤 真法 先生 (浄土宗総合研究所専任研究員/大本山増上寺布教師会事務局長)
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≪概要≫授戒会は、五重相伝とともに重要な教化儀礼の場です。さて、これまで数冊の説戒(勧誡)録や各種資料を拝読したところ、個人的に疑問に思った点がいくつかありました。しかし、それらを整理してみると、なかなか正否を断ずることが難しい面があるようです。今回は「念戒一致」という用語の取り扱いについて、皆様と一緒に考えてみたいと思います。
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「戒体について ―アビダルマの観点から―」
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石田 一裕 先生 (教学院会員/浄土宗総合研究所常勤嘱託研究員)
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≪概要≫浄土宗では、円頓戒の戒体を性無作の仮色とする色法戒体を主張します。それでは、ここでいう「戒体」とは何でしょうか?「性無作」とはいかなる意味で「仮色」とはどのようなものでしょうか?「色法」とはどのような法なのでしょうか?私の発題では、仏教の基礎学であるアビダルマにおいて、これらの概念がどのように理解されているかを紹介し、戒を議論するための前提を提示したいと思います。
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フォーラムディスカッション(自由討議)
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登壇者 後藤 真法 先生
石田 一裕 先生
小澤 憲珠 教学院副理事長(コメンテーター)
- 日時:平成26年10月31日(金) 午後1時半から5時まで
- 会場:大本山増上寺・慈雲閣(東京都港区芝公園4-7-35)
※公共交通機関をご利用ください。
- 参加資格:どなたでもご参加いただけます。参加費無料、事前申し込み不要です。
- プログラム:(都合により変更することがあります)
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時 間
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内 容
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13:00
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受 付
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13:30
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開 講
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13:45
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発題① 石田一裕先生
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14:45
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休 憩
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15:00
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発題② 後藤眞法先生
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16:00
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休 憩
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16:15
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自由討議
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17:00
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閉 講
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