行事の記録(過去開催分)


平成13年度(2001年度)

 

 

教学院研究会

講師・講題
鎌倉仏教と浄土教
末木文美士先生(東京大学教授)
  • 日時:平成13年4月27日(金)14時から16時
  • 場所:大正大学1号館2階大会議室
  • 主催:浄土宗教学院

教学院研究会

講師・講題
梅原猛『法然の哀しみ』の浄土宗学的読み方
林田康順先生(大正大学講師)
梅原「法然論」について ―方法論的アプローチ
峰島旭雄先生(教学院副理事長・早稲田大学名誉教授)
  • 日時:平成13年6月29日(金)14時から16時
  • 場所:浄土宗東京事務所4F第2会議室
  • 主催:浄土宗教学院

教学院研究会(西部)

講師・講題
『選択集』各章の生起について
兼岩和広先生(佛教大学総合研究所)
『和語灯録』の電子化
吉水成正先生・新井俊定先生(教学院助成研究より)
  • 日時:平成13年7月19日(木)14時から16時
  • 場所:佛教大学 8号館4階 第5会議室

平成13年度浄土宗総合学術大会

  • 日時:平成13年9月10日(月)9時~18時、9月11日(火)9時~15時30分
  • 場所:大正大学
  • 特別講演会:「愚に還る」/石上善應(浄土宗総合研究所所長)
  • シンポジウム:「浄土教の人間観 ―愚者の自覚」

教学院公開講座「法然上人伝を考える」

講師・講題
祖師伝に於ける史実と説話
成田俊治先生(佛教大学仏教学科教授)
歴史学から見た祖師伝
平祐史先生(佛教大学史学科教授)
  • 日時:平成13年10月5日(金)14時から
  • 場所:蓮生寺(大阪市天王寺区城南寺町5-16)
  • 司会:安達俊英先生(佛教大学助教授)

教学院公開講座「梅原猛『法然の哀しみ』―浄土宗はどう読むか」

講師・講題
法然上人の登叡と父の死をめぐって
梶村昇先生(アジア大学名誉教授・浄土宗総合研究所客員教授)
法然上人が比叡山に登ったのは、父・漆間時国の死の前であったとする説と、後であったとする説とがあるが、その両説を比較検討し、父の遺言による登叡という伝統的解釈によるべきものであることを述べる。
梅原猛『法然の哀しみ』の浄土宗学的読み方 ―副題・親鸞序説―
林田康順先生(大正大学講師・浄土宗総合研究所研究員)
法然上人ブームである。とりわけ、知の巨人・梅原猛氏の大著『法然の哀しみ』が与えた影響はことのほか大きい何とも喜ばしいことである。しかし、あまりにも親鸞を美化する梅原氏の所論には、一浄土宗僧侶として危惧を抱かざるを得ない。浄土宗学的読み方とは?
浄土宗21世紀劈頭宣言 愚者の自覚を 家庭にみ仏の光を 社会に慈しみを 世界に共生を
粂原恒久先生(浄土宗教学院書記・大学講師/思想史)
浄土宗は各仏教宗派にさきがけ上記劈頭宣言を公示した。これは我が宗の根本的立場であるお念仏の中にこそ、自己、家庭、社会、そして世界の指導原理が見出せるということを高らかに謳ったものである。今回はこの観点に立脚しつつ、浄土宗義を基として、改めてこの宣言への理解を深めてみたいと思う。
  • 日時:平成13年10月22日(月)午後1時~4時
  • 場所:愚鈍院(宮城県仙台市若林区新寺3-12-17/TEL:022-256-6057)
  • 参加費:無料
  • コーディネーター:峰島旭雄先生(早稲田大学名誉教授・教学院副理事長)
  • 司会:粂原勇慈先生(大正大学講師・教学院書記)

教学院研究会(東部)

講師・講題
法然往生期の二種回向 ―源智の願文と石清水八幡宮から
野村恒道先生(東京都港区・常照院住職)
  • 日時:平成13年11月30日(金)14時~16時
  • 場所:浄土宗東京事務所4F第2会議室

教学院研究会(東部)

講師・講題
愚者の哲学 ―ソクラテス
伊集院利明先生(愛知大学助教授)
知ある無知 ―ニコラウス・クザーヌス
小山宙丸先生(早稲田大学名誉教授・白〓大学学長)
  • 日時:平成14年1月18日(金)14時~16時
  • 場所:大正大学

教学院研究会(西部)

講師・講題
『摧邪輪』における菩提心について
米澤実江子先生(佛教大学大学院)
無量寿経偈頌の成立試論
伊藤匡誠先生(佛教大学大学院)
  • 日時:平成14年2月7日(木)14時から16時
  • 場所:佛教大学8号館4階 第5会議室
  • 主催:浄土宗教学院

教学院研究会(東部)

講師・講題
悪をめぐって ―カントとヤスパース
清水明美先生(明治大学・富士短大非常勤講師)
預言者エレミヤにおける二つの悪
小泉仰先生(慶應義塾大学名誉教授)
  • 日時:平成14年2月25日(金)14時~16時
  • 場所:浄土宗東京事務所4F第2会議室