平成18年度浄土宗総合学術大会
- 日時:平成18年9月5日(火)午前9時~、9月6日(水)午前9時~
- 会場:佛教大学
- 共通テーマ:「慈悲(いつくしみ)」
- シンポジウム:「現代社会における慈悲」
- 主催:浄土宗教学院・浄土宗法式教師会・浄土宗布教師会・浄土宗総合研究
教学院研究会(西部)
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講師・講題
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西方極楽浄土の荘厳について -その成立と意味-
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伊藤瑛梨(佛教大学大学院)
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法然浄土教の生死観
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齋藤蒙光(佛教大学大学院)
- 日時:平成18年9月30日(土)午後2時~
- 場所:佛教大学1号館2階 第4会議室
教学院公開講座(西部)
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講師・講題
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「江戸時代の現世利益・祈祷念仏論争」
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安達俊英 先生(佛教大学助教授)
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「『発願文』をめぐって ―大日比三師の場合―」
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藤本淨彦 先生(佛教大学教授)
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「大日比今昔」
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西村文成 先生(大日比布教師会)
- 日時:平成18年10月19日(木)午後1時~4時まで
- 会場:西圓寺(山口教区長西組 No.122)
- 司会:齊藤隆信 先生(教学院書記・佛教大学講師)
教学院公開講座(東部)
公開講座「― 名越流とその展開 ―」が開催されました。
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講師・講題
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「名越流を概観する」
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丸山博正 先生(大正大学名誉教授)
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三祖良忠上人の門下は多士済々であり、のちに一流の祖となった者だけでも六人にのぼる。これを三祖門下の六流とか六派と呼んでいる。尊観を流祖とする名越流は東北地方を中心に発展した。ここでは(1)白旗派との論争と(2)名越流の歴史を概観する。
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「名越派の法流の展開」
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吉水成正 先生(大正大学助教授)
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名越派は、専称寺などの四か本山が中心となって北関東から東北地方全域にかけて広がっていったという。その展開の様子を、名越派各寺院の縁起をもとに、開山僧の伝記も加味しながら、時系列的に考察していく。
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「浄土宗名越派と白旗派の交流」
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佐藤孝徳 先生(いわき歴史文化研究会代表)
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名越派は尊観上人以来、白旗派と鋭く論争を続けた。しかし、江戸幕府の成立にともない、増上寺の源誉上人は幕府と共に浄土宗の改革を行い、同寺以外の他の白旗派檀林寺の法系を駆逐し、源誉上人の門流で独占・発展させた。そのような中で名越派は屈伏と交流を行い法脈を守り続けた。
- 日時:平成18年10月23日(月)午後1時30分~5時
- 会場:善導寺(福島教区 中央組 No.71)
- 司会:粂原勇慈 先生(教学院主事・大正大学講師)、粂原恒久 先生(教学院書記・大正大学講師)
教学院研究会(東部)
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講師・講題
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『浄土宗全書』刊行について
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石川達也(大正大学大学院)
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迦才『浄土論』における不退説
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工藤量導(大正大学大学院)
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伝統仏教の共同性に関する一考察 ―近代浄土宗を事例として―
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江島尚俊(大正大学大学院)
- 日時:平成19年2月22日(木)午後2時~午後4時まで
- 会場:浄土宗宗務庁 東京 第2会議室(東京都港区芝公園4-7-4 明照会館内)
教学院研究会(西部)
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講師・講題
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『大阿弥陀経』について
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肖越(佛教大学大学院)
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袋中上人蒐集一切経と養〓徹定上人 ※〓は盧+鳥
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三宅徹誠(国際仏教学大学院大学附置国際仏教学研究所非常勤研究員)
- 日時:平成19年2月24日(土)午後2時~
- 会場:佛教大学1号館5階中会議室
教学院研究会(東部)
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講師・講題
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五重相伝の現代的布教の効果について ―三地域の受者の意識調査から―
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武田道生(淑徳大学助教授)
- 日時:平成19年3月13日(火)午後2時~午後4時まで
- 会場:浄土宗宗務庁 東京 第2会議室